ヴァカンス映画の金字塔ジャック・ロジエ監督『オルエットの方へ』7月5日(土)よりユーロスペースにて公開決定!ポスタービジュアル&予告編解禁!

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6月10日(火)

ジャック・ロジエ監督『オルエットの方へ』が、2025年7月5日(土)よりユーロスペースにて公開が決定した。


パリの街並み、地中海の陽光、きらめく砂浜…。輝く季節を軽やかに大胆に切り取り、ゴダールが絶賛し、トリュフォーが嫉妬したという逸話をもつヴァカンス映画の巨匠ジャック・ロジエ。そのフィルモグラフィーのなかで最も観客に愛され、ヴァカンス映画の金字塔として映画史に輝く作品が『オルエットの方へ』。2023年に開催された特集上映「みんなのジャック・ロジエ」では公開を望む声が多くよせられながらも、レストアが間に合わず上映が叶わなかった『オルエットの方へ』。『みんなのヴァカンス』『女っ気なし』で知られるギヨーム・ブラック監督も影響を受けたと公言する本作が、ついに4Kレストアされスクリーンによみがえる。

また『オルエットの方へ』の公開を記念してジャン=リュック・ゴダールに絶賛されたロジエ監督の短篇第二作『ブルー・ジーンズ』も2Kレストア版で公開されるほか、「ジャック・ロジエ監督特集」としてロジエ監督の過去の作品も上映されることが決定した。


『オルエットの方へ』4Kレストア版劇場公開に際して制作されたポスタービジュアルでは、オレンジと水色の夏らしい色合いの中に、白い砂浜が広がる海辺の別荘でヴァカンスを楽しむ3人の女性たちの永遠に色あせない一コマを切り取ったデザインとなっている。デザイナーは「みんなのジャック・ロジエ」を手がけた塚本陽氏。

また予告編では、軽快な音楽にのって、笑い転げながら気ままな日々を過ごす3人のほか、主人公ジョエルに想いをよせる男性ジルベールの姿も映し出され、「映画は人生そのもの」と語るジャック・ロジエが本作で捉えたまばゆい瞬間の数々をうかがい知ることができる。

『オルエットの方へ』予告編

2025年7月5日(土)よりユーロスペースにて公開

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